好きから生まれた、野鳥の柄 -Little Market-

リトルマーケットでは毎年、手に取りやすい花柄を大切にしていますが、
今回はMDから「ひとつ、自分がわくわくする柄をつくってみたら?」というお題をもらいました。
せっかくなら、とことん好きなものを。そうして今回、野鳥をテーマに柄をつくることにしました。

好きすぎて、ちょっと空回り。

テーマはすぐに「野鳥」に決まりました。
2年ほど前から野鳥観察にハマっていて、気づけば野鳥モチーフの雑貨も少しずつ集めています。

「野鳥の柄をつくれる!」と勢いよく描いたのが、ミヤコドリ。
くちばしがにんじんみたいなオレンジ色で、とてもかわいい鳥です。
ちなみに、私の中では“いつか生で見てみたい鳥ベスト30”に入っています。

ただ、そのままの熱量で見せたところ、反応は「ちょっとちがうかなあ…」。
好きな気持ちが強すぎて、少し伝わりにくい柄になってしまっていました。

伝わるように、描きなおす。

もう一度、描き直してみようと思いました。
今度は「好き」はそのままに、少しだけ引いて見ることを意識して。

水彩のやわらかいタッチで、インド綿になじむように。
細かく描き込みすぎず、空気感や色のやさしさが伝わるように調整していきました。

そうして描き上げたのが、いろいろな野鳥が入った柄。 気づけば11種類も描いていて、自分でも少し驚きました。

着たときに、ちょうどよくなる

正直、自分の趣味に寄りすぎている気もして、最後まで少し不安もありました。
でも、モデルさんが着ているのを見たときに、その印象が変わりました。

鳥の色がほどよく効いて、全体が明るく見える。
モチーフは少し個性的でも、着るとちゃんとなじむバランスに仕上がっていました。

少し目を引きつつも、手に取りやすい。
そんなリトルマーケットらしい一枚になったと思います。

しっかり自分でも買ってしまいました!着るのが楽しみです!

好きなものから始まった柄ですが、だからこそ少しだけ特別な空気を持っています。
売り場の中でふと目に留まり、「なんだろう?」と手に取っていただけるような一枚に。
新しいお客様との出会いのきっかけになればうれしいです。